以下の動画は、スティーブ・ジョッブスが数年前にスタンフォード大学の卒業式で講演した時のものだ.アップルの美的センスが、彼のカリグラフィー(西洋書道)への興味からだったとは知らなかった.

大学も中退し、何をして良いかわからない時にカリグラフィーに夢中になり、習っていたという.それで身を立てようとは考えていなかったが、その美しさに魅了されていたジョブス.その後、マッキントッシュを作ったときには美しいフォントをコンピューターに備えることに全力投球したという.

この講演でジョブスが言いたいことは、その時々で起こる人生の出来事や事件、興味や趣味の移り変わり(沢山の点、many dots)は後々に線で結ばれていることに気がつく.そして、これは過去に関して言えることで、未来に関しては絶対に言えないということである.

大失敗や打ちのめされそうになっても、自分の感性を信じてやっていけば、そのようなことさえもそれで良かったということが後々になってわかってくる.ジョブスは自分が創ったアップル社から解雇され、完全に打ちのめされたと当時は感じたが、解雇されたために別の二つの会社を作りそれが大成功し、最愛の妻にも巡り会えたという.

悔いのない人生を送るということは、常に情熱を持って何かをやるということ.その何かに出会うということは人に恋をするのと同じで、妥協してやっていくことではない.もし、まだ何かを見つけていなかったら、そこで止まってはいけない、その何かを見つけるために常に動いていってほしい.

以上がこの講演の要約だ.

この国の教育制度とは全く逆のことをアップルの創設者は言っている.

ローマ経由ブリュッセルに着いたのは真夜中、ベルギー在住の息子が予約してくれた築400年の農園ゲストハウスへ着いたのは夜中1時半。

もちろん迎える人はなく、鍵もない。部屋に鍵のないホテルに泊まるのも初めてだが、ほとんど電灯などもない。満月の夜で外観は素晴らしい中世の農園だ。部屋には小さな(10wぐらい)電気スタンドのみ。そこで役に立ったのが、iPod Touch にダウンロードしてあった「Flashlight」.いざという時のためにこういうものを持っておくべきだ.コンセントも一つしかなくMacを充電すると全くの闇になってしまう・・・(翌日はフタマタを調達したが)

日本でのほとんどバーチャルな生活から一瞬にして、中世ヨーロッパへきてしまった!インターネットは一応Wifiがあるようだが、時々しか繋がらない。

翌朝階下へ行くと朝食が用意されていた。すべてが昔のように・・・なんという贅沢な時を過ごしているのか、宿泊客は私ひとり!

ここの一部は星付きレストランで、昼夜人々を中世の世界へ誘う。

ここで1泊した後、息子のクルマでベルリンへ向かう予定だったが、2泊してしまった。
iTunes に入っているバッハのチェロ無伴奏組曲サラバンド)がぴったり、だけどこの農園はバッハが生まれる前にできた・・・
__________________________
P.S.
もっと沢山の写真をフリッカーにアップしました。

折角仕入れた飛行機用電源アダプタも今回乗った飛行機会社の整備不良で使うことができなかった。

成田からアリタリア航空でローマ経由ブリュッセルまだ飛んだ。

アップルの飛行機用電源ケーブルは、ぴったり合っていたが、全席で電源をとることはできなかった。事前に確認を取っておけば良かったが、いくら繋げてもパソコンをチャージできなかった。キャビンアテンダントに訊ねてもなしのつぶて。責任を取ってはくれない。


ただ、3席を独占したのでテーブルも両隣を使えた。写真の整理をしたり、慣れない「WindowsXP」で遊んだりと仕事をする訳ではなかったが、バッテリーを気にしながらパソコンを触るのはストレスの原因になる。結局12時間半のほとんどを寝てしまった。

飛行機に乗っている時間を有効利用しようと思うなら、事前にパソコンをチャージできるかどうか確認した方が良さそうだ。


ベルギー在住の息子の話しだと、UAE(アラブ首長国連邦)の飛行機会社では全航空機でインターネットが使えるという。消費者にとっては当たり前のようだが、インターネット接続を提供している航空会社はそれほど多くはないようだ。

P.S.
アップルの「飛行機用電源アダプタ」にはおまけで「自動車用電源アダプタ」もついている。ライターのところに差し込んで充電できる。

新しいMacBook Pro 13を急遽購入した.Boot Camp(ブートキャンプ)というMacに内蔵されたシステムを使い、Windows+Linuxを使える環境にしてみた.先日ハードディスクを交換した古いMacBook Pro 15には、別のシステムでWindows+Linuxを使えるようにした.

近い将来ヨーロッパへ移住する。そのために明日から13日間下見に出発するので、急遽新しいMacBook Pro 13を購入した(ヨーロッパは消費税が高いのでその分日本の方が安いー計算すると約5万円も違う)。ハードディスクだけ500Gにしたので、オンラインストアでの購入しかできない。他はそのままだ。


以前から興味を持っていた「人工知能」を作るには、そのための「言語」を学ばなければいけない。その「言語」を学ぶための一番簡単な環境は「Linux」でやること、とアドバイスを受けた。それを動かすにはウィンドウズが必要、でもウィンドウズマシーンはほしくない。という訳で新しいMacを最初からブートキャンプで(1:4)MacOSX1に対してWindows4というすごいことをやってしまった。そのWindows上でLinuxubuntu)を動かし、プログラミングをする。Macしか受け付けなかった「アラカンおばさん」もバーチャルな世界への興味の方が強く、ウィンドウズアレルギーも治さなければいけなくなってしまった。


ブートキャンプとはMacのハードディスクを仕切って、それぞれの役目を割り当てる。最近のインテルMacになってから、こういうことができるようになった。


Boot camp・ブートキャンプのやり方:

1.WindowsXP のCDを用意し、Macに挿入する。

2.ファインダーから「Boot Camp アシスタント」を探し出す。それをダブルクリックする。

3.指示にしたがい、ハードディスクの割当を決める。真ん中の「・」を左右にドラッグする。

4.次ぎをクリックするとウィンドウズXPに移行するので、その指示にしたがってXPをインストールする。


おもしろいことに、この新しいMacBook Proを普通にスタートさせると、いつもの「ジャーン」という音と共に立ち上がるのが「WindowsXP」だ。Macを使う場合はスタートボタンをおして、キーボードの「option」キーを押し続ける。そうすると中央に二つのハードディスクアイコン(MacWindows)が現れるので、Macを選ぶ。(これはマシーンがかってに大きい容量の方を立ち上げるのかは不明)


このウィンドウズ上にubutnuというリナックスをダウンロードした.詳しくは本日は書けない(すべて昨晩やったばかりなので)が、もう一つMacOSX上でウィンドウズを動かす方法を紹介する。これも昨晩遅くやってみたが、なかなか優れもののような気がする。

もう4年近く使っている(少し前にハードディスクを交換した)MacBook Pro にはそのOSXの上で動かせるという「VMware Fusion 3」というシステムを30日間無料のお試しダウンロードをした。

これをダウンロードするにも別に用意した「ウィンドウズXP」が必要だ。
指示にしたがい簡単にインストールできる。

これはどういうことになるかというと、普通にデスクトップ上に沢山のアプリケーションが開いている状態で、その一つのウィンドウが「WindowsXP」になっている。その「WindowsXP」はそのまま開いた状態でMacを使っているとちゃんとスリープ状態になっている。他のアプリケーションなども全く減速することなく、使用できる。このウィンドウズもかなり高速で動作する。詳しくはまた次回にでも書くことにするが、もうバーチャルな世界は国境がないどころか、別の高度な文明がある惑星間を瞬時に移動しているような感じだ。

上のスクリーンショットのように真ん中がウィンドウズだ。ウィンドウズにダウンロードしたり、インストールするにはこのウィンドウをクリックして、そこから行う。全くなんの支障もないウィンドウズマシーンになってしまう!

明日ヨーロッパへ出発というので急遽このようなことをしたのは、古い方のMacをヨーロッパへ持っていき2週間使用した後向こうに置いてくる予定だからだ。で、後一つ明日までにやらなければいけないのは「Firewire 800」のケーブルを買って、古いMacに入っているデータを新しいMacに移行しなければいけない。


下の写真は、左が古いMac。いつものOSXのデスクトップにはウィンドウズXPが動いている。右が新しいMac Book Pro でウィンドウズ上にリナックスが動いている。

___________________________________________

P.S.
VMware Fusion 3 をダウンロードする時にオプションがある。ウィンドウズのアプリケーションをよりMacのように動かす、というのとそうでないバージョンだ。私はウィンドウズは10数年ぶりにさわるので、あえてMac風でない方を選んでみた。

P.S. 11/29
新しいMacBook Pro ではウィンドーズの「右クリック」に当たるのが「二本指クリック」。上のVMwareでウィンドーズをインストールする時に「二本指クリック」が必要。Macにウィンドウズをインストールする時はキーボードまでウィンドウズになってしまうので要注意。

P.S. 11/30@Overijse, Belgium
いくつかの下のような意見をメールでいただきました。
今回まだ自分のMacBook Proが使えるのに、急遽新しいMacBook Proを購入したり、急遽ブートキャンプをしたり、VMwareを入れたりを二日間ぐらいでやってしまいました。その理由は近々「ヨーロッパへ移住」するからです。昨晩ベルギーへ到着しましたが、本日はドイツへ向けてクルマで出発します。こんなことでどちらかをこちらに置いていき、もう一つを日本でしばらく使うということなんです。だからじっくり考えてしたことではなく、これから使ってみて考えます。ただ、来年早々ドイツに居住したときには2台のMacBook Proは使い分けをして両方使いたいと思います。

というのは自分のこと。通常は横浜の野毛を中心に半径500Mが生活圏で、そこ以外出ることはない。すべてWifi(無線LANで自動でネット接続する)環境が整ったところだけで生活している。

ところが、一歩そこから外に出ると悲惨な状態になることが判った。

もう日本脱出も秒読みに入り、いろいろやりたいことをこなそうと思っているが、昨日もその一つ。友人のミュージシャンの本物のライブを観ておこうと別の友人達を数名誘い、代官山(渋谷のそば)へ行く予定をした。ついでなので、代官山で事務所兼アトリエを持っているデザイナーの友人も誘い、彼のお店を一度見学してからそのライブハウス(経営者も友人)へ行く計画だった。東急線の代官山で降りて左に1分でデザイナーのお店、右に1分でライブハウス。このデザイナーをライブハウス経営者やミュージシャンに引き合わせることも予定していた。

かわいいMacBook Proを家に置いて外出することもとても抵抗あったが、仕方がない。iPod Touchだけをお供に別の用事があったので、お昼すぎに家をでた。出る前にスカイプでデザイナーを含めた友人達に電話し、夜の予定を確認した。そのうち二人は連絡できずメッセージを残した。

で、私は横浜での用事を済ませたら夜6時すぎになっている。急いで東急線で代官山へ向かった。電車の中でTouchを出し、電波があるか観ていたら各駅でかなり沢山の電波があることがわかった。その内一つは解放されている。駅に止まっているのは1分ぐらいなものなので、スカイプで電話しようとは考えなかった。その代わり新規メールとスカイプ伝言をダウンロードしようとしたが、時間が短くうまく出来ない。

結果、デザイナーとはすれ違いになるし、彼は自分のところから徒歩2分のライブハウスの名前もわからなかったので、1時間も駅前をうろちょろして横浜へ帰ってしまった。

私はひとりでライブハウスへ行ったが、他人に「電話かして」とは言えずそのままに・・
遅れて友人がきたが、彼女も夕方私にスカイプのチャットで伝言を残したというが観ていなかった。というかちゃんとしたWifiがなかったのでそのままになってしまった。ライブハウスの社長もわたしに連絡がとれず、見ず知らずの私の友人デザイナーに直接連絡したようだ。

その上わたしは今年初休業(バーを経営)したのに張り紙するのも忘れ、本日は朝からスカイプは忙しいことになってしまった。


東急線の各駅にあった「Wifine・ワイファイン」をネットで調べたら、何てことはないデジタルフリーペーパーだった。他のサイトにはいけないWifiなんて意味がないと思うが・・・紙媒体のフリーペーパーよりは環境には良い。


目的のライブは最高に楽しかった。

_________________________________________
P.S.
半年前に「携帯おさらば」した理由は:

  • iPhoneを買いたかったが、ソフトBのやり方に疑問を持ったこと(小細工をし、外国では使えないようにしている)
  • 他の携帯会社もどうように「日本のガラパゴス化」を推進している。
  • 近い将来外国へ移住することが決定していたので、2年契約ができない。
  • 元々生活圏外へはほとんどいかないので、携帯電話をあまり必要としない。

iMovieを使えば簡単に動画を編集できる。サンヨーのビデオカメラと愛車のヤマハ・トリッカーで横浜を散歩。

最新バージョンのiMovie、なかなか快適に使える。

真夜中の野毛(横浜桜木町)から新山下町の埠頭までのバイク散歩は私の定番コース。片道5キロぐらいしかない距離を寄り道しながら、埠頭にある「わたしの隠れ家バスバー」へ。バイクにサンヨーザクティを搭載して走るが、ちゃんとしたマウントではないのでかなり振動がある。他の自前のカメラではやらないが、ザクティはHeavy Duty(頑丈)なはずと信じている。今のところ何の問題もなく、2年近く使用している。


iMovieで動画編集:

1.ビデオカメラにつなぐと自動でiMovieに読み込まれる。私の場合はiPhotoに読み込んだ動画を使っている。
「1」のイベントブラウザから上の編集ブラウザへ使用したい部分をドラック&ドロップでもっていく。その際イベントブラウザで使いたい部分をクリックし、長さを調整する。


2.音楽や効果音、写真、タイトルやその他の文字、イフェクトなどを入れる。

音楽と効果音:

今回の動画には最初から最後まで音を入れてある。バイクで走っている部分は「concrete jungle」というiMovieの効果音。水の音も効果音。音楽はiTunesに入っている著作権フリーの音楽をやはりドラグ&ドロップ(3)で編集画面へ持っていく。長さの調節は編集画面から緑色の音の部分をクリックし、ひっぱたり縮めたりで調節する。

写真も一緒に入れたい場合:
カメラアイコンをクリックするとiPhotoのファイルを自動で読み込む。

iPhotoに入っている写真から選んで、ドラグ&ドロップ。

タイトル文字や説明文などを入れる:
「T」をクリックすると以下のようになる。

今回の動画には文字は入れていない(後から説明する全体をプロジェクトライブラリで設定した)

イフェクト
イフェクトアイコンをクリック

様々なイフェクトを入れられる。(今回は上記のように全体のプロジェクトで自動注入してある)

地図や背景
一番右の地球アイコンをクリック

今回は使っていないが、旅行へ行ったときなどに便利。文字の背景をつけたい場合にはこちらから。
地図は動く地球儀もあり、場所や緯度、経度を指定すると自動的に地球儀や地図に表される。

これで一応出来上がっているので、確認する場合は編集画面の最初や途中をクリックしスペースキーを押す


4.今回は全体のプロジェクトをプロジェクトライブラリで選んだので、上記のような詳細はMacにお任せした。

ファイル⇨プロジェクトの情報

今回はコミックブックを選んだ。これで全体をコミックブックのように仕上げてくれる。「タイミング」のところで詳細を調節できるが、何もしていない。


5.これで出来上がり。後は「書き出し」だけ。私はほとんど「You Tube」に書き出しておく。そうすると後、様々な場所で使える。
今回は書き出しに約30分。ファイルの大きさは「中」


オフィシャルサイトで詳しい使い方を見たい方はこちら⇨

偶然に見つけたApple-Styleのサイト。Mac大好きおばさんもジェラシーを感じるほどMac(アップル)に対する愛情に溢れている。

そのサイトを運営しているデザイナーの真田 勇氏に早速メールを出した。許可をもらったので、ぜひここでも紹介したい。

見てください、こんなに美しい(架空の)Macをデザインしてしまう人がいる!



MacBook mini


MacBook Touch


詳しくはApple-Styleのサイトで。