ローマ経由ブリュッセルに着いたのは真夜中、ベルギー在住の息子が予約してくれた築400年の農園ゲストハウスへ着いたのは夜中1時半。

もちろん迎える人はなく、鍵もない。部屋に鍵のないホテルに泊まるのも初めてだが、ほとんど電灯などもない。満月の夜で外観は素晴らしい中世の農園だ。部屋には小さな(10wぐらい)電気スタンドのみ。そこで役に立ったのが、iPod Touch にダウンロードしてあった「Flashlight」.いざという時のためにこういうものを持っておくべきだ.コンセントも一つしかなくMacを充電すると全くの闇になってしまう・・・(翌日はフタマタを調達したが)

日本でのほとんどバーチャルな生活から一瞬にして、中世ヨーロッパへきてしまった!インターネットは一応Wifiがあるようだが、時々しか繋がらない。

翌朝階下へ行くと朝食が用意されていた。すべてが昔のように・・・なんという贅沢な時を過ごしているのか、宿泊客は私ひとり!

ここの一部は星付きレストランで、昼夜人々を中世の世界へ誘う。

ここで1泊した後、息子のクルマでベルリンへ向かう予定だったが、2泊してしまった。
iTunes に入っているバッハのチェロ無伴奏組曲サラバンド)がぴったり、だけどこの農園はバッハが生まれる前にできた・・・
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P.S.
もっと沢山の写真をフリッカーにアップしました。