ヤフーのオークションでiPod Touchを売った。納得する価格で落札してもらい結果オーライだったが、危うくネット詐欺に遭うところだった。

ヤフーのオークションはネットショッピングの一サイトとしては良く利用していた。一度もトラブルなどに巻き込まれたこともないし、業者が新品をとても安く出品している。今回久々に自分で出品したが、また新たなネット詐欺のことを知る切っ掛けになった。

毎日のようにSkypeでベルギーにいる息子と話しているので、今まで使っていたiPod Touchをオークションに出していることを伝えた。出品した翌日、質問欄に英語での書き込みがあった。

内容の要約は「今私はカナダに住んでいるが、ナイジェリアに住んでいる息子にあなたが出品したiPodを送ってほしい。１台1,000ドルとEMS(海外への速達)の送料を送るので、あなたの銀行の口座番号を教えてほしい。できたら普通のメールで取引をしたいので●●(メールアドレス)へ返事をください。」というものだ。

「なにこれ？」と思いつつも私はそのメールアドレスへ「海外へ送っても良いのですが、またどうしてそんなに高額を払うのですか？」とノー天気にメールを送ってしまった。もちろん銀行の口座や住所などは書かなかった。

そこへいつもの息子からのSkype電話。そのことを話したら、呆れられた上即 Wikipedia に出ているネット詐欺のURLを送ってきた。日本語にもなっている中で以下の画像の内容は、完全にこのケースだった。数日後、別の人からやはり英語で似たような質問が書き込まれたので「外国へは送らない」と返事をした。

息子に指摘されなくとも、この話には乗らなかったと思うが、ネット詐欺というのがこんなに身近にあったことが少しショックだった。だれでもがすぐにヤフーIDを取得できるので評価が少ないか「新規」という人には気を付けた方が良いようだ。

実際には、納得する価格(２万円)で落札され、もうその人に届いているはず。
260のアクセスと19人がウォッチリストに登録してくれた。そのうち12人が入札した。

オークションで買い物は良くするが、売ることはあまりしない。しかし、ちゃんとやれば必要ないものを処分するとても良い手段だと思う。